パニック障害

私と家族と仕事とパニック障害①

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今回もマイルとは少し離れてみます。
なんか暗い題名に見えますよね~まぁ正直暗いかもしれません。でも書こうと思ったのは、完治したからです。(11月下旬で診療が終わります)

つらかったことを忘れないようにするためと、もししんどい思いしている人がいてたまたまこのブログを見たときに励みになればなと思って書くことにしました。

関係ないと思う人もいらっしゃると思いますが、どの病気でもそうですが「パニック障害」も誰にでもなりうる病気なんです。もし家族や友人がそうなったときに頭の片隅にあると役に立つかもしれません・・・

パニック障害ってなに?

パニック障害といっても、人によってさまざまな症状があります。

突然の激しい動悸、胸苦しさ、息苦しさ、めまいなどを伴う強い不安と、死ぬかと思うほどの恐怖に襲われます。

手汗を異常にかいたり、手足が震える、吐き気、このままでは死んでしまうなどといういろいろな症状がでます。

パニック障害って関係ないと思うかもしれませんが、ここまでひどい状態にならなくても、実は意外と小さいパニック障害は起こしているといわれています。本人が気が付いていないだけらしいです。100人に2~3人はなる病気と言われています。

脳の中には、脳内神経伝達物質といわれる物質が数種類あり、外界からの刺激に対応して、さまざまな働きをしています。
パニック障害が起こる原因は、恐怖や不安に関係している神経伝達物質「ノルアドレナリン」と、興奮を抑える神経伝達物質「セロトニン」とのバランスが崩れるためと考えられています。これについて詳しいことはわかっていませんが、脳内のセロトニンが増加する治療を行うと、パニック障害の改善がみられることから推測されています。

簡単にいうとパニック障害とは「脳の異常」脳病気と言われています。診察は心療内科ですがこれは心の病気ではなく「脳」なんです。

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私とパニック障害

まず、私がパニック障害らしきものになって(病院には最初いってませんでした)完治するまでに約2年かかっています。でもこれはとてもラッキーな年数なんだと思います。

もっと早くに完治する人、私のように何年もかかる人、何十年も付き合う人ほんと人それぞれです。
私はですが最終的にパニック障害を克服したのはパニック発作に慣れたからだと思っています。またきちっと心療内科に行き、決められた薬を飲み続けていました。
お酒もやめ、カフェインも取らないように気を付けました。そして約10年いた会社も辞めました。

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パニック障害と仕事と家族①

私がなぜパニック障害になったかというのは明確なんです。「仕事」「家族」の板挟みだったからです。約10年勤めていた会社でした。同じチームの子が年末に辞めるとわかっていたんですが、ある日もう一人も急遽やめることになったんです。

そこから状況が一変しました。

忙しくても1か月30時間以内の残業だったのが倍になりました。

朝7時前には家をでて、帰宅するのが夜中の3時。そしてまた7時前に出勤・・・
ずっと3時ではないですが21時すぎることも多くなり、子供たちと会うことがなくなりました。子供たちの話声は、旦那が送ってくれる「おやすみ動画」が大半になりました。

そんなある日、出勤途中の車の中でふと思ったんです。

「これいつまで続くのかな?」

その瞬間です。

すごい動悸とめまいなどが一気にきて吐き気がして、かなりの危険運転してました。
今思えば、なんで止めなかったのかな~って思いました。

とりあえず、旦那に電話したことを覚えています。落ち着くかもしれないというとっさの判断で電話しました。そうしているうちに、気持ちが落ち着いたんです。
仕事場へつき、いつも良くしてくれる上司のところへ話したら、またすごい動悸が始まり、さらに上の上司の判断で落ち着いたら「帰宅」することに・・・

仕事場と実家が近かったこともあり、実家に寄るとまたすごい動悸がはじまり、吐き気と呼吸がくるしくなり、近くの病院へ連れて行ってもらいました。

その時の医師の判断は「疲れ」「ストレス」

まだここでは「パニック障害」という診断はされていませんし、自分でもそうだと思っていません。

この時の薬かは覚えてないですが、たぶん精神安定剤です。

「きつい薬だからすごく眠くなるから、運転しないように」と言われたことだけ覚えてます。

 

今日はここまでにします。また続きは近いうちに・・・