きっと知らない人はいないだろう、岡本太郎の代表作。
太陽の塔
1970年に開催された大阪万博でテーマの一部として建てられた一部です。
70mも超す巨大なこの太陽の塔が建って約50年。
ずっと不思議でならなかった、子供ながらに気持ちも悪かったんですよね。
何度か、内部公開は期間限定でされてきたんですが行けることもなく時間はすぎ・・・
ついに常時一般公開になると聞いて、大興奮!
公開してすぐに行ってきました!
内部の写真は取れなかったので、記事を書くのをあきらめていたのです。
が!今回のなんばでの展覧会でお友達の夜行さんが送って写真をいろいろ送ってくださったので記事させていただきました。
(2023/05/30 21:23:21時点 Amazon調べ-詳細)
目次
太陽の塔とは?
1970年の日本万国博覧会(大阪万博)のメインシンボルとして建てられたものです。
フィクションで小説に登場したり、20世紀少年でモデルになっている謎多き太陽の塔。
今残っているのは地上の太陽の塔のみ。
万博の時は地上・地下・空中の3つに分かれていて「人類の進歩と調和」を濃く表現されていました。

規模としても大変すごいものです。
今は写真や模型しか確認できないことが悲しいです。
地下展示にも「いのち」「ひと」「いのり」というコンセプトで作られていました。


また太陽の塔は4つの顔で構成もされています。
まずはあの夜になるとビームを出す黄金の顔。

未来を表しています。
正面の太陽の顔

これは現在を表しています。
裏の黒い顔

これは過去。
そして今回復刻した第四の顔とも呼ばれる、地底の太陽です。
約50年前は地下に展示していたものが、今回復刻されて展示しています。
太陽の塔にはいるのは予約制。時間より早めにいくのをおススメ!

太陽の塔は完全予約制となっています。
4カ月前から予約可能ですが、土日祝日はやはりすぐに一杯になるので早めの予約をおススメします。
30分毎の予約なのですが、実際は来た人事に10分ごとに案内してくれます。
早めにいって最初にみる復刻された「地底の太陽」でのんびりされるといいですよ。
映像をすべてみたい方もいらっしゃるので、唯一時間調整ができる場所です。
あまり興味のない方は早めに上に上がられますし、私と旦那のような人間はじっくりみるので同じ時間に入ったグループの方とも登るタイミングがずれます。
タイミングによっては沢山の中で案内されてゆっくり見れないケースもありますし、我が家のようにのんびり家族だけで見れたって方もいらっしゃいます。
上手に時間調整してください。悪質なのはダメですよ!
(2023/05/31 06:10:54時点 Amazon調べ-詳細)
階段の上り下りがきつい方は、エレベーター予約を。
昔はエレベーターで生命の樹を見れていたのですが、老朽化・耐震の問題などから階段に変更されています。

運動不足の私は・・・「はぁ・・・はぁ(*´Д`)」
なんてなりながら登っていましたが、階段でよかったと思っています。
基本、階段の途中で止まるのは禁止だということです。
少し上ってこの位置から・・・と決まっていますので係員さんの誘導に従ってくださいね。
車いすの方、乳幼児(4歳未満)の方はエレベーター利用とします。また、歩行が困難な方、体力に自信のない方もエレベーターの利用が可能です。
なお、エレベーター利用の場合は1階・中層階・最上階のフロアからの鑑賞となります。エレベーター利用は各予約枠(30分)で3名までの予約が可能です。
公式でも記載されているのですが、足に不安を感じられる方はエレベーターの使用をおススメします。
4歳未満の子供さんがいる場合も、抱っこされていても危ないのでお断りされるようです。
階段の手すりも高いわけでもな危ないので絶対にやめてくださいね。
見学料金は?公園料金と太陽の塔入場料の2種類必要です。
実は2種類の入場料が必要です。
万博記念公園自然文化入園料
大人250円 小中学生70円
太陽の塔の入場料
大人700円 小中学生300円
行けない場合は必ずキャンセルの手続きをしてください。
公開してすぐに問題になりましたが、行けなくなった場合は必ずキャンセルをしてください。
特に土日祝日に行きたい方が多くいらっしゃいます。
キャンセルをすると、別の方が行けますのでご協力お願いします。

キャンセルしないとビームで焼かれますよ(笑)
綺麗になった生命の樹をじっくり堪能しよう
生命の樹は41mにもおよぶ巨大なものです。
33種類292体もの生命体で成り立っている樹です。
下から生命の始まりの原生類時代から、三葉虫・魚類・両生類・爬虫類時代を超えて、ほ乳類時代にたどり着くという形で構成されています。

ここに踏み入れた瞬間は涙が出そうになるくらいで、言葉にならないくらいでした。
約30分は長いようで短かったです。
またスタッフの方が常に誘導してくれます。
人数によって違いはでるかもしれませんが、なめまわすようにみてもじっくり見れますよ。
腕の部分までいくと、そろそろお別れの時間・・・
横の階段を使って、淡々と目が回りそうになりながら降りていきます。
ところどころパネルもあるので見ていると楽しいですし、目が回りませんよ(笑)
太陽の塔内のグッズ売り場も悩んでください!
私が買ったものはこれだけです。

このバッグが実は一番お手頃でお土産などにはピッタリです。
キーホルダーのほうが高いです・・・
沢山種類もあるので悩んでください。
ちなみにタオルは娘。
缶バッチは息子が使ってます。
そしてお支払いは現金のみなので注意です!
まとめ
太陽の塔は神秘的な芸術作品です。
50年たった今、こうしてまた見れるというのは本当素晴らしいことですよね。
地下などすべて見れないのはとても残念で、私の中では未完な感じで仕方ありません。
それがまた見たいという興味にも繋がるのかもしれません。
近くにこられる時には、お早目に予約することをおススメします。
【どうでもいい話】
私たち夫婦がはまったのは、岡本太郎生誕100周年にNHKで放映されたドラマ「TAROの塔」を見てからです。
若いころの濱田岳くんの演技もいいですし、松尾スズキさんも岡本太郎氏にしか見えないとてもいい作品です。
また一番最初の写真の少し大きめの太陽の塔はソフビで1500円で購入可能です!
太陽の塔のグッズ売り場や、横のエキスポシティでも購入可能です。
小さいのはコップのフチの太陽の塔の一部です。
すごくかわいいのでそろえて飾るといいですよ!